OpenAIは米国時間6月25日、5月に発表した「macOS」版「ChatGPT」デスクトップアプリをすべてのユーザー向けに提供開始したと発表した。これまでは「Plus」および「Team」プランの加入者のみに提供していた。
人工知能(AI)を活用するソフトウェアとして特に人気のChatGPTには、約1億5000万人のユーザーがいる。ChatGPTは、ユーザーからの自然言語での質問や依頼に応じて、回答したりタスクを実行したりするチャットボットだ。
Mac向けのChatGPTデスクトップアプリは、macOSのどこからでもOptionキーとスペースキーのショートカットでアクセスできる。このショートカットによりランチャーが開き、会話を開始できるほか、ファイルや写真のアップロード、スクリーンショットや写真の撮影、またはChatGPTアプリの起動を選択できる。
ChatGPTの検索バーの右側にあるヘッドホンのアイコンをクリックすると、デスクトップからChatGPTとの音声会話を開始できる。音声のスタイルは「Breeze」「Ember」「Cove」「Juniper」の4種類から選択可能だ。
「Windows」版の公式ChatGPTアプリは、2024年内にリリース予定だ。MicrosoftはOpenAIに数十億ドルを出資している。
ChatGPTのデスクトップアプリこの記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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