インフキュリオンは4月3日、総額19億円の資金調達を実施したことを発表した。QRインベストメント、JR西日本イノベーションズ、静岡キャピタル、S Venturesを引受先とした第三者割当増資に加え、日本政策金融公庫、静岡銀行といった金融機関から借り入れる。
また、QRインベストメント、JR西日本イノベーションズからの出資を機に、北國フィナンシャルホールディングス、JR西日本グループとのフィンテック領域における資本業務提携も開始するという。
さまざまな分野におけるデジタル化が加速し、従来独立していた生活や企業活動を支えるサービスと金融サービスの融合が進んでいる。金融・非金融の垣根を超えた新しいサービスが生み出されている。
決済・金融とテクノロジーを組み合わせたフィンテック事業を営むインフキュリオンは、決済プラットフォームサービスやコンサルティング、店舗・事業者向けの決済関連ソリューションなどを提供している。
今回の資金調達で事業拡大に向けた運転資金を確保するとともに、これまで培ってきたプラットフォームの強みを拡張するという。
JR西日本グループの新たな決済サービス「WESTERウォレット」(仮称)への参画をはじめとするBtoC決済分野での更なる機能拡充や、急成長しているBtoB領域・3月に発表した北國フィナンシャルホールディングスとのアクワイアリング領域などにおけるプロダクト開発、人材採用の強化により、さらなる成長を目指すとしている。
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