「Android 15」の最初の開発者向けプレビュー版が数日前にリリースされ、新たに提供される可能性のある機能がついに垣間見える状態になった。
1つ目は部分的な画面共有機能で、画面全体ではなく特定のアプリウィンドウだけを録画または共有できるというもの。この機能は「Android 14 QPR2」で初めて有効になっていた。
2つ目は、キーボードの振動を制御しやすくなることだ。この機能をユニバーサルに無効化する新しいトグル設定が提供される。この設定は、特定のアプリ内の設定より優先されるとみられる。
また、折りたたみ式スマートフォンにおける操作の継続性が強化され、端末を折りたたんでフロントディスプレイでアプリを続行できるようになる。フロントディスプレイは、端末を折りたたんだ時に必ずオンにするか、ゲームと動画再生時のみオンにするか、常時オフで端末を折りたたんだ状態ではロックするかのいずれかが選択できる。
性能に関しては、アプリが端末の温度や消費電力の情報にアクセスできるようにする小さなアップデートが加えられた。これは端末が過度に熱くならないようにするのに役立つものだ。
現時点での目玉機能は「Notification cooldown」(通知のクールダウン)で、同じアプリから連続して通知を受信する場合に、通知の音量を徐々に下げるというもの。グループのテキストメッセージが夜遅くや都合の悪い時間に舞い込んできた経験のある人なら、この機能がどれだけ便利かを実感するだろう。この機能は、すべてのアプリに適用するか、会話だけに適用するか、無効にするかを選べる。
Android 15の正式版はおそらく2024年夏に発表され、秋に「Pixel 9」シリーズとともに一般提供されるとみられる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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