FCCL、FMVの新シリーズ「MH」発表--画面表示領域5%拡大、「AMD Ryzen 5 7520U」搭載

 富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は1月16日、新たな「MHシリーズ」を1月18日から提供を開始すると発表した。

 PC「FMV」の新シリーズ「MH55/J1」として、1月18日から販売する。価格(税込)は17万280円~。

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 MH55/J1は、本体サイズは高さ19.8~20.4mm×幅313.4mm×奥行き223mm、重さは約1.3kgで、AMDの「Ryzen 5 7520Uモバイルプロセッサー」を搭載。「FMVM55J1G」の型番となる「ベージュゴールド」、「FMVM55J1S」の「ファインシルバー」の2色を用意する。

(左から)「ベージュゴールド」「ファインシルバー」
(左から)「ベージュゴールド」「ファインシルバー」

 14型ワイド液晶画面の縦横比を16対10にしたWUXGA(1920×1200dpi)液晶を搭載し、16対9だった従来のMHシリーズと比べて画面表示領域が5%拡大。表示領域は縦に広くなり、ウェブサイトの閲覧性、資料作成などの作業効率を向上させた。高精度タッチパッドジェスチャー機能に対応するフラットポイントも、従来と比べて約132%大きく、操作性を向上させたという。


 キーボードのキーは、ステップ型のキートップ、球面シリンドリカルキートップなどの採用により、快適な文字入力が可能。キーストロークは約1.7mmで、各指の力に応じてエリアごとにキーの重さを2段階に設定し、長時間のタイピングでも疲れにくいという。内部構造を見直して放熱効率を上げてCPUを冷やす空冷ファンの音を抑制し、ファンの回転を最小限に抑える「静音ユーティリティ」を搭載。静音性を確保したとしている。

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 搭載OSは「Windows 11 Home」で、メモリーは16GBで増設・交換不可、ストレージは約256GB SSD(PCIe)。バッテリー駆動時間(JEITA 3.0)は、動画再生時で約10.5時間、アイドル時で約18.1時間。バッテリー充電時間は、約3.3時間。無線LANはWi-Fi 6E(2.4Gbps)、IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠、MU-MIMOに対応する。

 そのほか、オンライン利用を便利にする独自アプリを搭載。画面キャプチャを自動で行う「Quick Capture」、「美白」「小鼻」「白い歯」に対応したAIメイクアップアプリ「Umore」などを搭載する。


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「WEB MART」のカスタムメイドモデルに2シリーズ追加

 富士通のECサイト「WEB MART」では1月16日から、カスタムメイドモデル2シリーズの受注を開始する。一つは、MH55/J1をベースにタッチパネル付きディスプレイを搭載したLIFEBOOK「WMB/J1」で、ストレージ容量(最大約1TB)とOfficeソフト、光ドライブの有無などを指定できる。価格は15万7800円〜。

WMB/J1
WMB/J1

 また、15.6型ワイド液晶搭載の「AH」シリーズから、WEB MART限定のカスタムメイドモデルLIFEBOOK「WA3/J1」を提供する。インテルの第12世代プロセッサーや、メモリー、ストレージ光学ドライブなどを選択できる。「ブライトブラック」「メタリックブルー」「ファインシルバー」の3色で、価格は11万9400円〜。

WA3/J1
WA3/J1
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