NVIDIA、AIタスクを強化する「GeForce RTX 40 SUPER」シリーズを発表

Tiernan Ray (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 佐藤卓 高橋朋子 (ガリレオ)2024年01月09日 12時11分

 NVIDIAは米国時間1月8日、「CES 2024」の開幕を前にした特別講演で、「RTX」グラフィックスカードの新シリーズ「GeForce RTX 40 SUPER」を発表した。最上位の「GeForce RTX 4080 SUPER」では、動画と画像をそれぞれ従来の1.7倍および1.5倍速で生成できるという。

 「今年のCESでは、生成AIやAI PCが大きな話題を占めるだろう」と、NVIDIAで製品管理担当シニアディレクターを務めるJustin Walker氏は記者会見で語った。

 消費者向けAIの分野において、NVIDIAはパーソナルコンピューターを、Metaの「Llama 2」などの大規模言語モデルを個人で利用するためのプラットフォームと位置付けている。

 GeForce RTX 40 SUPERシリーズには、「GeForce RTX 4070 SUPER」「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」およびGeForce RTX 4080 SUPERの3つのモデルが含まれ、いずれも1月から発売される。価格はそれぞれ、599ドル(約8万6000円)、799ドル(約11万5000円)、999ドル(約14万4000円)だ。

 複数のPCメーカーが、RTX製品を搭載した新たなノートPCを投入する予定で、NVIDIAはこれらのPCを「AI対応」と称している。具体的には、Acer、ASUSTeK Computer、Dell、HP、Lenovo、Micro-Star International(MSI)、Razer、サムスンなどが、早ければ1月から出荷を開始するという。

「GeForce RTX 40 SUPER」シリーズを搭載するノートPC
提供:NVIDIA

 NVIDIAは10月にリリースしたプログラミングライブラリー「TensorRT-LLM for Windows」に基づき、クラウドサービスと連携して大規模言語モデルを訓練するためのワークステーションとしてのパーソナルコンピューターを強調した。

 同社は8月に発表したPC向けソフトウェア「AI Workbench」のベータ版を1月中にリリースする予定だ。これにより、プログラマーは「Hugging Face」などのリポジトリーから言語モデルを取得し、NVIDIA独自の「DGX Cloud」を含むクラウドなどに送信できる。新たなRTX製品はローカルPC上で「推論と軽いカスタマイズ」に利用できるという。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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