Meta Platformsは米国時間12月13日、「Threads」の投稿を「Mastodon」など「ActivityPub」プロトコルに対応するSNSに表示するテストを開始した。同社の最高経営責任者(CEO)、Mark Zuckerberg氏がThreadsへの投稿で明らかにした。
同氏は投稿で次のように述べている。「Threadsアカウントからの投稿をMastodonやActivityPubプロトコルを使用する他のサービスで利用できるようにするテストを開始する。Threadsに相互運用性を持たせることで、ユーザーはやり取りする方法の選択肢が増え、コンテンツをより多くの人に届けられるようになる。私はこれをかなり楽観的に捉えている」
同社はThreadsを公開した7月に公式ブログで、World Wide Web Consortium(W3C)が確立したオープンソーシャルネットワークプロトコルであるActivityPubと互換性を持たせる計画であることを明かしていた。「私たちのビジョンは、(同プロトコルに)対応しているアプリを使っている人々が、Threadsのアカウントを持っていなくてもThreads上の人々をフォローしたり交流したりできるようになり、またその逆も可能になる、多様で相互につながったネットワークの新時代を実現することだ」
Zuckerberg氏は、どのようにクロス投稿ができるようになるかなど、詳細については触れていない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス