日米2拠点でVRゲームを開発する「X8」のThirdverse、約12億円を調達

 VRゲーム開発などを手がけるThirdverseは11月30日、第三者割当増資により、総額12億円の資金調達を実施したと発表した。

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 調達先は、B Dash Ventures、新生企業投資、NOW、三菱UFJキャピタルおよび、Thirdverse 代表取締役CEOの國光宏尚氏。5月1日に実施した会社分割前の資金調達額と合わせ、累計調達額は57億円になる。

 Thirdverseは、日米スタジオの2拠点でVRゲームを企画・開発・運営。11月10日には、Thirdverse USスタジオが開発したVRマルチプレイヒーローシューター「X8」の正式サービスを開始した。「Meta Quest ストア」および「Steamストア」で提供するほか、今後は、PlayStation VR2版とPICO版のサービス開始も予定する。

 VRタイトルであるX8は、5月からのMeta Quest App LabおよびSteamでアーリーアクセス期間の実績を含め、18万ダウンロードを達成。これまで、3回のVR eスポーツイベントを開催し、日本と海外でVR eスポーツの土台を築いているという。

X8 Grand Release Trailer


 今後は、11月10日に正式リリースしたX8ならびに、現在開発中の「SOUL COVENANT」(2024年初頭のリリース予定)の開発とグローバルマーケティングに注力する。さらに、新作VRゲームプロジェクト発足や開発チームの採用強化を進めていくとしている。

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