2003年11月30日に日本初のApple Storeが東京・銀座にオープンしてから、20周年を迎えた。
日本は、米国以外で初めてApple Storeを展開した国として知られる。一号店となるApple銀座は、改装のため2022年より銀座8丁目に移転しているが、もとの銀座3丁目の店舗(サヱグサビル本館)は2025年後半までに完成を目指していることを明らかにした。
Apple 直営店およびオンラインストア担当 シニアバイスプレジデントのディアドラ・オブライエン氏は「Apple Storeには、Appleの最高のものが集まっている。この節目を迎えるにあたり、日本への貢献を一層強化すべく、2025年後半までに銀座の新しいお店でお客様をお迎えできるよう、完成をめざしている。店舗でもオンラインでも、お客様に比類ない選択肢、さまざまな購入方法、そして情熱を追求し、目標を達成し、最高のアイデアを実現するために必要なあらゆるサポートをお届けするために、私たちは常にイノベーティブであり続けている」とコメントしている。
2003年にApple銀座がオープンして以来、Appleのストアチームは日本全体で1670名にまで拡大したという。
銀座をはじめとするApple Storeの直営店は、国内に10店舗ある。2030年までにすべての製品をカーボンニュートラルにする計画「Apple 2030」を掲げており、12月には、大阪にあるApple心斎橋の改装の第一段階を公開予定だ。Apple心斎橋は、100%自社で作り出した再生可能エネルギーによってまかなわれており、今後数年間で日本の店舗をさらに進化させる予定という。
アップルは、過去20年以上にわたり、少人数のイベントやトークショー、日本や世界各地のカルチャーを象徴する人々によるディスカッションを主催しており、現在も「Today at Apple」として継続。
プログラムを通じて、写真撮影のヒントやスモールビジネスへのサポート、学生や教育者へのアドバイス、身体機能に制限がある方や、視覚、聴覚に障がいのある方を支援するテクノロジーや機能に注目するセッションを提供している。
さらにAppleのテクノロジーを使って創造力を高める日本のアーティストのライブパフォーマンスといった無料のイベントやワークショップも行われており、今回は日本のApple Storeの20周年を記念して、プロデューサーでありトラックメーカーであるSTUTSが、スペシャルゲストとともに11月30日午後7時からApple表参道で公演を行なう予定だ。なお、すでに満席となっている。
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