サムスン、Google、およびQualcomm Technologiesは、共同開発する複合現実(MR)ヘッドセットの発表を2024年後半に予定しているという。関連情報サイトUploadVRと韓国の日刊紙である中央日報が新たに報じた。
中央日報によると、サムスンは、XRヘッドセット向けのディスプレイをサムスンディスプレイに発注するとみられる。サムスンディスプレイは5月、XR事業の強化に向け、OLEDマイクロディスプレイ技術を手掛ける米eMaginを買収すると発表し、10月に手続きを完了している。
同紙の情報筋はまた、サムスン製ヘッドセットの初期生産量は控えめな3万台になるとしている。なお、Appleは「Vision Pro」の2024年の生産目標を100万台から40万台に縮小したと7月に報じられていた。
UploadVRは、サムスンが開発者らに対し、新型ヘッドセットを2024年終盤にローンチすると伝えたと報じている。
今回の報道以前にも、Appleが6月に開催した年次開発者会議「Worldwide Developer Conference(WWDC)」で業界を驚かせるハイエンド仕様のVision Proを発表して以降、サムスン、Google、Qualcommが、開発するヘッドセットの仕様を見直しているとの報道が複数あった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」