高スペックの「Android」スマートフォンを1000ドル未満の価格で提供するOnePlusが、YouTubeチャンネル「Unbox Therapy」に米国時間10月2日にアップロードされた動画の中で、未発表の次期折りたたみスマートフォンを披露した。
この動画の中で、ホストを務めるLewis Hilsenteger氏は、OnePlusの創業者で現在はOppoの最高製品責任者であるPete Lau氏と対談している。まだ名前が付けられていないこの折りたたみスマホの大きなセールスポイントは、折りたたんだ時のフラットさだ。Lau氏によると、OnePlusはこの新しい折りたたみスマホのヒンジに関する35件の特許を申請したという。そのすべてが、強度を高めつつ、軽量化と小型化を図ることを目的としているという。
「Oppo Find N2」と比べて、このOnePlusの折りたたみスマホはヒンジのコンポーネントが31個少ない。また、37%小型化されている。デモにおいて、スマートフォンは薄い紙をしっかり挟めるほどぴったりと折りたたむことが可能で、その力は端末の重さを支えられるほど強く、挟んだ紙を持って端末をぶら下げる様子が動画に示されている。
OnePlusは、「決して妥協しない」スマホメーカーとして素晴らしい価値を提供してきたその中核的な独自性を失ったとして、一部批判を浴びている。OnePlusがOppoと統合したことで、両者の製品が似通っていることと、価格が徐々に引き上げられていることが指摘されている。
「統合後、当社のR&D能力はますます強化されている」とLau氏は述べた。「われわれはこれまでに、業界をリードする多くの技術を発表し、消費者に高く評価される製品を提供してきた。例えば、2世代の折りたたみスマートフォンをOppoブランドの下で発売したほか、『OnePlus 11』も発売しており、この製品も幅広く賞賛されている」(Lau氏)
今回の新しい折りたたみスマホは、OnePlus元来のDNAに立ち返っているように見受けられ、ロック解除のスライダーが復活している。カメラについては、Unbox Therapyに送付された端末はカメラアレイ部分がカバーで覆われていた。発売日はまだ設定されていないが、インドの女優であるAnushka Sharmaさんが、このOnePlusの折りたたみスマホに非常によく似た端末を持っているところを目撃されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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