Xiaomi(シャオミ)の日本法人となる小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は9月27日、大沼彰氏が取締役社長に就任すると発表した。
大沼氏は、シャオミ・ジャパンに2022年1月に入社。就任に際して「私は、パナソニック、サムスン、HTC、ファーウェイにお世話になり、(日本の)モバイル業界に30年間携わってきた。イノベーションを切れ目無く打ち出すシャオミで、日本のマーケットに貢献していきたい」と語った。
また、シャオミは同日、スマートフォンやタブレットのほか、日本市場に新たに投下するチューナーレステレビ、ロボット掃除機といった同社の新ラインアップも発表した。
同社スマホのハイエンドモデルとなる「Xiaomi 13T」シリーズとしては、12月上旬以降に「ソフトバンク」ブランドから「Xiaomi 13T Pro」を発売する。
Xiaomi 13T Proは、5G対応、バッテリー容量は5000mAhで、同社の急速充電技術「120W Xiaomi ハイパーチャージ」に対応する充電器を同梱。19分で電池残量1%から100%まで充電できるという。
カメラは、1/1.28インチ大型センサーを採用した約5000万画素のメインカメラと、ポートレート撮影に適した光学2倍ズームに対応した約5000万画素の望遠カメラ、風景をダイナミックに捉えることができる約1200万画素の超広角カメラのトリプルカメラ。高画質・光学望遠・超広角の本格的な撮影が可能だ。
ディスプレイは約6.7インチ、リフレッシュレート最大144Hzの有機ELで、RAMは12GB、ROMは256GB。チップセットはMediaTekの「Dimensity D9200+」を搭載する。
カラーは3色。本体サイズが高さ約162mm×幅76mm×奥行き8.6mm、重さが約200gの「アルパインブルー」と、高さ約162mm×幅76mm×奥行き8.5mm、重さが約206gの「ブラック」「メドウグリーン」を用意する。
また、「au」「UQ mobile」ブランドから、Xiaomi 13Tシリーズの「Xiaomi 13T」を発売する。カラーは「アルパインブルー」「メドウグリーン」「ブラック」の3色で、いずれも本体サイズは高さ約162mm×幅76mm×奥行き8.7mm(最厚部は12.1mm)、重さは約197g。
Xiaomi 13T Pro同様に、約5000万画素のメインカメラ、約5000万画素の望遠カメラ、約1200万画素の超広角カメラのトリプルカメラを搭載する。バッテリー容量も5000mAh。「67W Xiaomi ターボチャージ」で15分で約半分を充電できるが、充電器などは別売となる。
チップセットはMediaTekの「Dimensity 8200-Ultra」、RAMは8GB、ROMは256GB。
プレミアムエントリーモデル「Redmi 12 5G」は、auやUQ mobileのほか、「イオンモバイル」「IIJmio」「オプテージ」などで販売する。市場想定価格(以降、価格は全て税込)は2万9800円で、カラーは「スカイブルー」「ポーラーシルバー」「ミッドナイトブラック」の3色展開。
約6.8インチ、最大90HzのフルHD+ディスプレイを搭載し、RAMは4GB、ROMは128GBで、チップセットは「Qualcomm Snapdragon 4 Gen 2」。バッテリー容量は5000mAh、約5000万画素のメインカメラを搭載する。
また、9月27日から順次、エントリーモデルのタブレット「Redmi Pad SE」を発売する。最大90Hz、11インチのフルHD+ディスプレイを搭載し、バッテリーは8000mAh。RAMは4GBと6GBの2種類で、ROMは128GB。microSDXCカードで最大1TBまで拡張できる。
市場想定価格は、4GB+128GB版が2万1800円、 6GB+128GB版が2万9800円。カラーは「ラベンダーパープル」「ミントグリーン」「グラファイトグレー」の3色展開。
そのほか、9月27日から順次、スマートバンド「Xiaomi Smart Band 8」、ロボット掃除機 「Xiaomi ロボット掃除機 S10」を発売する。
チューナーレススマートテレビ「Xiaomi TV A Pro」は10月中旬以降、KDDI独占で発売する予定だ。
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