「Facebook」を運営する米Metaは、Facebookで複数の個人プロフィールを持つことができるようになると発表した。
最大4つの個人プロフィールの「@ユーザー名」を持てるという。今後数カ月のうちに、各国で順次展開する。
各プロフィールでは、関連するコンテンツ固有の「友達リスト」「フィード」を作成し、ログイン不要で簡単に切り替えられる。複数の個人プロフィールを持てることで、例えば、1つはグルメ情報の収集、もう1つは友達や家族との近況報告、などの形で使い分けが可能だ。
まずは、Facebookのアプリとウェブで、追加プロフィールのメッセージ機能を開始。今後数カ月のうちに「Messenger」機能も拡大するという。
ただし、追加プロフィールではマーケットプレイス、プロフェッショナルモードなどの一部機能は利用できない。また、プロフィールを追加するオプションは、18歳以上のアカウントのみとしている。
Facebookは従来から、シェアする相手や範囲を選択できる機能を提供している。しかし、2022年に複数のプロフィールをテストした結果、友達、グループ、興味・関心がより明確に整理され、ユーザーに最も関連する共通のトピックを通じてつながり、自由に交流できるようになるとの声が寄せられたという。
また、同社が運営する「Instagram」では、興味・関心に基づいてアカウントを複数持っているユーザーが多いとしている。
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