米国防総省、UFO情報を一般提供するウェブサイトを開設

Gael Fashingbauer Cooper (CNET News) 翻訳校正: 編集部2023年09月05日 09時25分

 UFO(未確認飛行物体)とは、空で見た説明がつかない物体を指して、多くの人々が使う単語だ。しかし、米政府はそうした謎の物体を、UAP(unidentified anomalous phenomena:未確認異常現象)と呼んでいる。ちなみにanomalous(異常)という単語は単に、正常または予期されるものから逸脱していることを意味する。米国防総省は今回、UAPに関する機密解除された一般公開情報を集めたウェブサイトを立ち上げた。

宇宙人のイラスト
提供:James Martin/CNET

 現在は、掲載された情報を誰もが閲覧できるようになっている。まもなく、UAPに関する米国プログラムの知識を有する米政府の職員、請負業者、軍人が、自らの目撃情報を報告できるようになり、その後、それ以外の人々も報告情報を提出できるようになる予定だ。

 「このウェブサイトは、解明済みのUAP事例に関する写真や動画を含む情報を、機密解除されて一般公開が承認され次第提供することになる」と、同省は米国時間8月31日に発行した声明の中で述べた。「このウェブサイトにはその他に、報告トレンドとよくある質問のセクション、正式な報告書、記録文書、プレスリリース、一般大衆にとって役立つ可能性のある適用法規などの資料へのリンク、航空機/気球/衛星の追跡サイトなどのコンテンツが掲載される」(米国防総省)

 サイトは現在、aaro.milで公開されている。政府職員、請負業者、軍人用の報告ツールは、秋に提供される予定だ。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]