YouTubeはこの1カ月の間に、複数の更新や新機能をリリースして同プラットフォームを刷新している。それらに続いて、音楽や動画の視聴体験を改善するための2つの新機能をテストしている。
YouTubeは米国時間8月22日、「Android」上での曲検索機能と、「登録チャンネル」フィードで一度にアップロードされた複数の動画をまとめて表示するチャンネルシェルフをテストしていることを明らかにした。
テスト中の新しい曲検索機能は、「Shazam」と同様に、鼻歌を歌ったり、再生されている曲を3秒間以上録音したりすることで、その曲を特定できるというもの。
YouTubeは曲を特定すると、公式音楽コンテンツ、ユーザー生成の動画、その曲を使った「ショート」など、関連動画にユーザーを誘導する。
同社の発表によると、この機能のテストは、「Android端末でYouTubeを視聴する世界各地の少数のユーザー」を対象に実施されているという。
チャンネルシェルフのテストは、YouTubeのクリエイターらにとって興味深いものかもしれない。クリエイターがまとめてアップロードした複数の動画を、登録チャンネルフィード内の1つのシェルフにまとめることにより、そのクリエイターのコンテンツの視聴方法に影響を与えるものだからだ。
YouTubeはこの機能によって、クリエイターは1日に何度も投稿しなければならないというプレッシャーが減り、視聴者はシェルフ上のコンテンツを利用できるようになり、興味のあるコンテンツにアクセスしやすくなると説明している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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