natとCoLifeが資本業務提携--既存事業の強化と新たなビジネスの開発・展開へ

 natは8月23日、CoLifeとの資本業務提携を決定したと発表した。既存事業の強化と新たなビジネスの開発・展開を図る。


 natは2019年に創業し、3D領域やアプリ・システム開発において先進的な技術力を有する企業。2022年1月に住宅・リフォーム業者向けとして、現実空間を高精度にデジタル化するiOSアプリ「Scanat(スキャナット)」をリリースした。

 Scanatは、導入しやすくリーズナブルな価格でありながら、mm単位で計測可能なiOSアプリとして、建設業をはじめ不動産やエネルギー業界など、全国42都道府県、累計200社超の会社に導入されている。

 一方のCoLifeは、2015年4月に創業。住宅オーナー領域のDX推進サービスを展開し、バーティカルSaaS「iecon(イエコン)」を提供している。

 ieconは、住宅事業者と住宅居住者をつなぐハブとなるオーナーリレーションマネジメント(ORM:Owner Relation Management)として、さまざまな情報やデータを管理蓄積する「顧客接点を継続させるプラットフォームシステム」とともに、住宅設備機器の修理保証や住宅備品販売や小修繕・リフォ ームなど「家の維持・管理に不可欠なメンテナンスサービス」を自社で展開している。

 両社は、相互が住宅事業領域の中で補完関係にあり、既存事業の強化だけでなく、新しいビジネスの開発、展開により、高いシナジーをもたらすと判断。今後も堅調な推移が見込める住宅関連事業において、協業関係により各プロジェクトを迅速かつ積極的に進めてるとしている。

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