シャープは8月23日、スマートフォン「AQUOS R8/R8 pro」のSIMフリーモデルを発売すると発表した。
いずれもOSは「Android 13」で、「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」や、ライカカメラ監修のカメラを搭載。シャープ公式オンラインストア「COCORO STORE」などで、8月31日以降順次発売する。
AQUOS R8 proは、「SH-R80P」の型名で展開する、フラッグシップモデルスマホ。本体サイズは、高さ約161mm×幅77mm×奥行き9.3mmで、重さは約203g。バッテリー容量は5000mAhで、カラーは「ブラック」のみ。RAMは12GB LPDDR5X、ROMは256GB UFS4.0となる。
1インチイメージセンサーと、ライカカメラと共同開発のF値1.9/焦点距離19mmの「ズミクロン」レンズを搭載。また、撮影時の光の強さや色味を測定して補正する14chスペクトルセンサーにより、朝日や夕焼け、室内照明などのさまざまな光の環境に応じた、“見たまま”により近い自然な色合いで撮影できるという。
2022年夏モデル「AQUOS R7」と比較し、HDR撮影の処理速度は約40%向上。逆光や暗所でも白飛びや黒つぶれを抑え、キレイな写真をテンポ良く撮影可能。夜間の撮影向けには新たに、星空や花火の専用モードを搭載する。被写体の認識精度が向上したAIエンジンにより、人物だけでなく活発に動き回るペットのシャッターチャンスも逃さず、生き生きとした表情を写せるとしている。
本体背面に大型のカメラリングを搭載し、内部の熱を効率的に放出する独自の新放熱設計「サーモマネジメントシステム」により、長時間の動画撮影など負荷の大きい場面でも高いパフォーマンスを継続可能だ。
約6.6インチのディスプレイは、WUXGA+(1260×2730)に対応し、1~240Hzで可変駆動するシャープ独自の「Pro IGZO OLED」を搭載。高い省エネ性能となめらかでクリアな表示を両立し、10億色の表現力を持つ画面の美しさはそのまま、ブルーライトの発光を従来機比で約50%低減できる。
OSアップデートは発売日から3年間、最大3回サポートする予定。COCORO STOREでの販売価格(以降、価格は全て税込)は、19万6900円。
AQUOS R8は、「SH-R8」の型名で展開する、プレミアムモデルのスマホ。本体サイズは、高さ約159mm×幅74mm×奥行き8.7mmで、重さは約179g。バッテリー容量は4570mAhで、「ブルー」「クリーム」の2色を用意する。RAMは8GB LPDDR5X、ROMは256GB UFS4.0となる。
高度な処理性能を持つライカカメラ監修の高画質カメラを、軽量かつ丈夫なボディに凝縮。独自のチューニングにより、AQUOS R7と比較してCPU性能は約32%、GPU性能は約24%、AI性能は約50%向上したという。
独自の新放熱設計となるサーモマネジメントシステムで長時間の動画撮影などの負荷の大きい場面でも高いパフォーマンスを継続でき、よりスムーズかつ快適な高画質動画の視聴、ゲームの操作が可能だ。
また、米国国防省の調達基準として定められた規格「MIL-STD-810H(耐衝撃落下はMIL-STD-810G)」に準拠し、防水かつ高温や低温環境、落下などの衝撃に強いとしている。
カメラは、1/1.55インチの大型イメージセンサーと、ライカカメラ監修のレンズ「ヘクトール」を搭載。集光量の多さを生かし、明るく美しい写真を撮影できる。HDR撮影時の画像処理も高速化し、逆光や暗所でも白飛び、黒つぶれを抑えられるという。
約6.39インチのディスプレイはPro IGZO OLEDを搭載し、240Hz駆動の映像を表示可能。ブルーライトの発光はAQUOS R7と比較して約50%低減させている。COCORO STOREでの販売価格は、13万9700円。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」