ZOZO NEXTは8月17日、デジタルファッションブランド「REVINAL」を立ち上げたと発表した。
同日から、米国ロサンゼルスを拠点とするデジタルファッションプラットフォーム「DRESSX」(ドレス・エックス)で、オンラインで着用できるデジタルファッションアイテム10点を販売する。
ZOZO NEXTの3DとAIを活用するバーチャルファッションプロジェクト「Project Drip」で制作したデジタルファッションアイテムに多くの購入希望があり、ブランドの立ち上げに至ったという。ZOZOグループにとって初の、自社ブランドのバーチャルファッションアイテム販売になるとしている。
近年、3Dテクノロジーの進化に伴い、物理的な制約にとらわれず自由に楽しめるデジタルファッションの注目度が向上。市場規模の急拡大が予想されるとともに、デジタルファッションアイテムの生産は実際の衣服と比較してCO2の排出量が97%少ないといわれており、サステナビリティの観点からも注目されているという。
DRESSXでは、着用したいデジタルファッションアイテムを選択・購入して着用させたい自身の写真を送付すると、24時間以内に購入したアイテムを着用した自身の写真を入手できる。
REVINALとして販売するアイテムは、テクスチャー(質感)の表現力の豊かさ、既存の洋服の概念にとらわれないデザインのユニークさ、仮想性の特性を生かした高品質な素材などが特徴。デジタルならではの自由度の高さを生かしつつも「サイジング・カッティング・カラーリング」のバランスを取り、実際に現実世界で制作しても着用可能なデザインで、写真と組み合わせても違和感の少ないように仕上げたという。
DRESSXによる販売を通して、デジタルファッションアイテムのニーズや可能性を探り、より多くの人がファッションを楽しめる世界の創造を目指すとしている。
「REVINAL」公式サイトCNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス