会員制のサブスクリプションサービス「circle」を運営するクラウドワークスは、参加者と自治体が共に地域の課題解決に取り組むプロジェクトを開始すると発表した。
第1弾として9月8日〜9月10日、神奈川県南足柄市と共同で「森林と人、持続的な暮らしを考える。 in 南足柄」を開催する。参加費は、講座と滞在のセットの場合が3万9000円、講座単体の場合が3万円。また、8月21日の19時半から1時間、「Google Meet」で説明会を開催する予定だ。
南足柄市と実施するプロジェクトの第1弾は、森林が地域の7割という南足柄市の森林や地域の課題を共に学び、共に触れ、考えるプログラムになるという。具体的には、上関山 極楽寺に滞在し、テーマとなる地域課題「森林資源の活用」「関係人口の創出」「有害鳥獣の活用」について、南足柄市チームとのオンラインコミュニティを通じて取り組む。最終日にアイデアを発想し合う2泊3日の合宿となり、初日となる9月8日は、10時から開放する古民家コワーキングスペースでワーケーションが可能だ。
circleは、日本各地のゲストハウスや民家を活用し、多拠点生活、コリビング(Co-living)を提供する会員制のサブスクリプションサービス。月額定額で各拠点の施設設備を活用したワーケーションや同時滞在者との交流活動などを楽しんでもらい、人々の居場所や人生の選択肢を増やしていくことを目指しているという。
さまざまな価値観に触れるためには、各地域に滞在するだけではなく、ユーザーや地域の人々が交わり合いながら何かを「共に創る」体験が重要であることから、南足柄市の森林の維持発展を中心に活動しているあしがら森の会議とタッグを組み、同プロジェクトを発足することになった。プロジェクトは年内に2回開催する予定だ。
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