プラネックスコミュニケーションズは8月3日、遠隔地に住む親の見守り、無人施設の防犯、環境調査、行動調査などに利用できる2種類の「どこでもセンサー」を8月上旬に発売する。
ラインアップは、気温、湿度、気圧を常時計測可能な環境センサー「WS-USB03-THP」と、人や動物の接近を常時検知可能な人感センサー「WS-USB04-PIR」の2種類。価格はいずれも5980円(税込)。
USB給電で稼働するため、USB電源アダプターやモバイルバッテリーを利用して任意の場所に設置できるのが特徴。
いずれも、検出した日時などをクラウドに保存できるほか、それぞれのセンサーで設定した値・検知回数を超えると、メールで通知するといった事が可能。
例えば、環境センサーでは、設定した気温の値を上回る・下回るといった状況でメールを受け取ることができる。これにより、遠隔地の見守りにおいて、夏場のエアコン稼働状況を把握するといった使い方が可能。
また、人感センサーは、監視カメラと比べると侵入者・動物の特定には向かないが、グラフをみるだけなので、確認作業が短縮できるようになる。オフィスでのにおいては、監視カメラと比較して、不要なプレッシャーをかけることなく、残業時間の把握ができるとしている。
2019年に発売した環境センサー「WS-USB01-THP」では、各種データを20秒ごとに記録し、1カ月分のデータをクラウドに保存する仕様となっていたが、今回のWS-USB03-THPでは気温、湿度、気圧の1分ごとのデータを1カ月間、1時間ごとのデータを3年間クラウド保存する仕様に変更されている。
人感センサーWS-USB04-PIRについても、検出時刻を1カ月間、検出回数を3年間保存できる。なお、クラウド利用料は、導入から1年間は無料。2年目からは、年額2400円(税別)となる。計測したデータは、グラフで確認できるほか、CSVファイルとしてダウンロードも行える。
クラウドへのアップロードには、Wi-Fi 4(2.4GHz帯)を利用し、Wi-Fiルーターやスマートフォン(テザリング機能利用)、モバイルルーターなどと組み合わせて使用する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」