パーソルホールディングスは8月2日、AI技術の推進に向け、生成AIに特化した専門組織Generative AI Hub室を7月に新設したと発表した。グループ共通AIサービス利用に関するガイドラインを制定するほか、一部の既存事業とサービスに生成AIを導入した。
最初の取り組みとして、パーソルグループ全体でAI技術の利活用を推進強化し、1.事業変革、2.業務活用、3.共通利用の3領域に整理して推進していくとのこと。事業ごとに業務活用を進めていくことで、既存事業・業務における生産性や品質の向上を見込み、グループ全体での事業変革も進めることで、パーソル独自のデータベースを活用した新たな価値創造を目指す。
Generative AI Hub室では、生成AI基盤の構築、生成AI導入に伴うグループ共通ルールの整理、生成AIの活用事例を収集し、好事例を横展開することによるシナジーを強化していくとのこと。
今後は、国内グループ各社に向け、安全に業務に活用できる生成AI、パーソル版社内GPT「PERSOL Chat Assistant」を展開していくほか、生成AIの事業、業務への適用の加速、勉強会や研修によるグループ社員のリテラシー向上などを担っていく。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力