オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営するeiicon companyは、これまでの運営会社であるパーソルイノベーションよりMBOを実施し、2023年4月3日付で新会社「eiicon」を設立したと発表した。
同社は、創業者である中村亜由子氏と富田直氏の両名による同社株式の買い取り、および事業譲渡により設立した。オープンイノベーションプラットフォームとオープンイノベーションに特化した「ハンズオンコンサルティング」をうたい、企業の事業フェーズに合わせたオープンイノベーションの支援により、事業化をサポートしていくという。
合わせて、J-kissスキームを活用し、Logistics Innovation Fundをリードインベスターとして、T&D Innovation Fund、Central Japan Seed fund、粟生万琴氏、小泉文明氏、篠原豊氏、守屋実氏などからの第三者割当増資を実施したという。
eiicon事業では、創業時よりオープンイノベーションという手段を日本全国に浸透させるべく、事業を進めてきたという。また、オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」は、累計2万7000社の企業が活用するプラットフォームへと成長している。
事業をより加速させ、日本にオープンイノベーション文化を根付かせていく戦略を描く中で、HRを軸とするパーソルグループから離れ、よりオープンイノベーション推進を主語とした事業経営を行うため、今回のMBOについて合意したという。
今後、会社では、これまで以上に多くのパートナーと連携し、オープンイノベーション推進に向け急速な成長を目指すという。
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