スマートニュースは6月26日、「SmartNews」アプリの新機能「ディスカバリークーポン」を発表した。
第1弾として6月27日から、ファミリーマートの新商品「アイスモカブレンド」のクーポンを提供する。
ディスカバリークーポンは、SmartNewsアプリのニュース配信で活用するマシンラーニング(ML)技術を、クーポン機能に適用。ユーザーや配信パートナーなどのニーズにあうクーポンが配信できる。
第1弾として、ファミリーマートと共同で企画したクーポンを配信する。対象は、クーポンの引き替え期間内にSmartNewsアプリをダウンロードした新規ユーザーで、アプリ内で設定された「記事を読む」「天気予報の地域を設定する」などのミッションをクリアすると、アイスモカブレンドの無料クーポンを最大5杯分提供する。また、アプリの既存ユーザーに対しても、抽選で20万人に無料クーポン1杯を提供するとしている。
アイスモカブレンドは、ファミマカフェの10周年を記念し、エチオピア イルガチェフェ産の最高等級モカ豆を使用。「World Brewers Cup 2016」で日本人で初めて決勝進出、アジア人として初めて世界チャンピオンに輝いた世界ナンバー1バリスタの粕谷哲氏と共同で開発したという。
沖縄県を除く全国のファミリーマート約1万6200店にて6月27日から、販売価格(税込)160円で提供する。
ファミリーマート エグゼクティブ・ディレクター CMO 兼 マーケティング本部長を務める足立光氏は、「スマートニュースと共同で展開することにより、普段ファミリーマートに来店しない、ファミリーマートでコーヒーを買わない人に対しても訴求していきたい」と語った。
スマートニュース 執行役員 日本コンシューマー事業責任者を務める野辺一也氏は、「2018年からクーポンチャンネルをスタートしたが、欲しいクーポンが見つからない、見つけにくいという声があった」と説明。ディスカバリークーポンでユーザーの行動やエリア、時間、天候などに基づいて個々に最適なクーポンを配信することで、ユーザーとクーポン提供事業者との間に新たな発見(ディスカバリー)を生み出すことを目指す。
将来的には外部データと連動した、リアルタイムのクーポンも配信する予定。また、ニュースの配信で活用するML技術と同一のものを活用するため、「ニュースの配信で(個々に)最適化されている内容が、クーポンにも連動して配信される、という体験が可能になる」(野辺氏)という。
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