たねまき常総、茨城県常総市に日本最大級のミニトマト生産拠点--年間約1000トン収穫予定

 たねまきは5月26日、同社の関連会社であるたねまき常総が、茨城県常総市内にミニトマトの生産拠点を完工し、5月下旬より出荷を開始すると発表した。

ミニトマト
ミニトマト

 たねまきは、SBプレイヤーズの子会社で、関連会社のたねまき常総とともに、テクノロジーの活用による持続可能な農業の創出、および地域活性化を目指し事業を展開している。

 たねまき常総は2月、茨城県常総市内の約7ヘクタールの敷地に、大規模なミニトマトの生産拠点を完工。収量は年間約1000トンを予定し、5月下旬より出荷を開始する。

日本最大級のミニトマトの生産拠点を完工
日本最大級のミニトマトの生産拠点を完工

 本施設は、オランダの温室メーカー大手ボスマンによるハウスで、冷暖房完備、高軒高を特長とし、年間を通して安定的な収穫を可能としている。暖房は、重油に比べ環境負荷の少ない液化天然ガスを利用し、同時に発電も行うことでエネルギーの効率化を図った。LNG燃焼により生じたCO2は、作物の光合成に有効利用する。

 収穫後は、糖度や酸度、重量の測定に加え、パック詰めや出荷用資材の組み立てなど、出荷に必要なほぼすべての作業を自動化。1日あたり最大で約5トンの選果作業を可能としている。また、本施設は、二酸化炭素濃度や気温、湿度など、栽培に必要な条件をセンサーが感知し、それらの数値をもとにコンピューターが、植物にとって最適な環境を24時間コントロールする仕組みとなっている。

 さらに、労務や作業の管理に関するシステムも自社で開発。働きやすい環境を作り出すとともに、栽培に必要なデータを蓄積するなど、テクノロジーを活用することで、「経験や勘」に頼ることの多かった農業から、誰でも働くことのできる、持続可能な農業への変革を図る狙いだ。

 なお、今回の大規模な農場の稼働に伴い、たねまき常総農場では180人規模の採用を実現した。今後は、今回完工した農場の他にも、日本各地への拠点の設立や、栽培品目の拡大を予定している。

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