楽天グループ傘下の楽天モバイルは5月11日、KDDIと新たなローミング協定を締結したと発表した。
新たな協定では、これまでローミングの対象外だった東京23区、名古屋市、大阪市を含む都市部の繁華街で、auネットワークを用いたローミング(auローミング)を新たに提供する。さらに、地下鉄や地下街、トンネル、屋内施設、人口希薄エリアにおいても現行のローミングを継続する。
また、ローミングの期限も従来の2026年3月末から同年9月まで延長する。両社の協議によってはさらに延長される場合もあるとしている。
この新たな協定は2023年6月から適用される。協定締結の意義について楽天モバイルは「ローミングの活用で、財政負担を限定しつつ、迅速かつ効率的に接続性を向上できる」とコメント。KDDIは「他社との設備共用によって4G設備の有効活用を図る」と述べた。
楽天モバイルはこれまで、自社回線の整備に合わせて、auローミングの提供エリアを段階的に縮小していただけに、大きな方針転換となる。
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