美和ロックは4月14日、住宅向けスマートロックとして、「DTRS III smart」と「PiACK III smart」の2モデルをリリースした。スマートフォンアプリ「MIWA Support」も、4月下旬にリリースする。
DTRS III smartおよびPiACK III smartは、扉の枠にドア開閉検知用マグネットを設置することで、スマートロックに内蔵されるドア開閉センサーで扉の開閉を検知し、IDキーによる解錠後、自動施錠を可能にするシステム。
DTRS III smartは、キーやタグをカバンやポケットに入れたままでも施解錠できる、ハンズフリーシステムを備える。一方のPiACK III smartは、スマトートロックの起動ボタンを押した後、カードをかざす、または暗証番号を入力の2つの認証方式で施解錠が可能だ。
PiACK III smartは、賃貸や民泊施設のカギ管理において、入居者に物理カギを渡さないため、物理カギの紛失や入退去時のカギ、シリンダーの交換が不要となる。
4月下旬にリリースするMIWA Supportは、スマートフォンを利用したオンラインコントロール機能を強化。スマートフォン経由によるスマートロックのアップデートも可能となっている。
MIWA Supportを利用することで、スマートフォンアプリによる施解錠に加え、訪問者に対する一時的な施解錠も可能となる。家事代行やデイサービスの訪問者に対してカギを渡す必要がないため、紛失や盗難、複製のリスク低減が期待できる。
今後は、マンション向けプッシュグリップ一体型スマートロック「DTRS III PG」「PiACK III PG」と、あらゆる扉に後付け可能な面付本締型スマートロック「DTRS III ND」「PiACK III ND」のリリースも予定している。
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