New Innovationsは4月12日、シリーズAラウンドで54.1億円の資金調達を実施したと発表した。
同ラウンドでは、SBIインベストメント、グローバル・ブレイン、KDDI Open Innovation Fund 3号、三井不動産(31VENTURES)、HERO Impact Capital、SMBCベンチャーキャピタル、静岡キャピタル、DEEPCORE、THE SEED、他1社と笠原健治氏(MIXI 創業者)を引受先とする第三者割当増資により、約26.3億円を調達。
加えて、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、静岡銀行、東日本銀行、三菱HCキャピタル、他1社による融資および、リース枠の設定などにより約27.8億円を調達している。これにより、創業からの累計調達額は56.5億円になる。
今回調達した資金は、主力事業として省力化・自動化を軸にしたハードウェア開発とソフトウェア構築を行っている「OMOソリューション」の新規事業、2021年4月に正式リリースしたAIカフェロボット「root C」のサービス拡大、人材採用に投資する予定だという。
今後は、あらゆる業界の課題解決のために、AI・ロボティクスなどのコア技術を駆使し、ハードウェアとソフトウェアを掛け合わせたソリューションを提供。自動化・省人化によって時間を創出し、人間が創造性やコミュニケーションが必要な付加価値の高い仕事に従事できる社会の実現を目指す。
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