家電量販店のノジマ、CEROレーティング「Z」指定のゲームソフト販売を中止

 家電量販店を展開しているノジマは4月1日、CEROレーティング制度「Z」指定のゲームソフトについて、ノジマ店舗での販売を中止することを発表した。同日付で購入や予約ができなくなっている。対象となるのはノジマ店舗において、ゲームを取り扱う210店舗。また「ノジマオンライン」については準備ができ次第、順次中止するという。

 CEROレーティング制度は、特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構が行っている、ゲームソフトの表現内容にもとづき、対象年齢などを表示する制度。国内で販売される、業務用ゲームソフトを除く家庭用ゲームソフトなどが、年齢区分マークの表示対象となっている。Z指定は、18才以上のみを対象とする表現内容が含まれていることを表示したゲームソフトとしている。

 ノジマ側では「これまでZ指定ゲームソフトの販売において、18才以上を販売対象とすることの表示や、購入時の確認などの販売ルールに沿って対応をしていたが、来店されるすべてのお客様に、より安心・安全にお買い物をしていただく環境を提供するため、販売自体の中止を決定した」としている。

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