米連邦取引委員会(FTC)は米国時間3月14日、「フォートナイト」開発元のEpic Gamesに対して、罰金2億4500万ドル(約326億円)の支払いを求める命令を最終決定した。これは同社が「ダークパターン」と呼ばれる手法を用いて、プレーヤーが意図していない、あるいは承認を受けていない状況で課金をするよう仕向けたことに対する制裁金で、消費者への返金に充てられる。
FTCのプレスリリースによると、「フォートナイト」は「直観的でなく、一貫性に欠ける、まぎらわしいボタン配置」を採用し、プレーヤーをだまして、1つのボタンを押すだけで意図しない課金をするよう仕向けたという。さらに、未成年(「フォートナイト」のプレーヤーでは多数を占める)が親の同意を得ずに容易に課金を重ねることができた。
今回の命令は、FTCとEpic Gamesが2022年12月に結んだ和解の一環として下されたものだ。Epic Gamesは当時のプレスリリースで、「消費者保護の最前線に立ち、プレーヤーに最高の体験を提供する」ため、和解を受け入れたとしていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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