アセントロボティクスは2月1日、新たなピースピッキングロボットシステムの実現に向け、ブリヂストンと資本業務提携を締結したと発表した。
同ピースピッキングロボットシステムでは、ブリヂストンの社内ベンチャー「ソフトロボティクス ベンチャーズ」が推進するゴム人工筋肉型ソフトロボットハンドを活用。
同社のAIソリューションが可能とする多種多様な対象物を認識・判断する目と頭脳の機能を組み合わせ、需要の拡大が期待される物流倉庫や店舗内での新たな自動化ソリューションを開発する。
これにより、従来ではロボットによる自動化が困難だった、日用品群のほか、形状・重量・温度・可塑性・荷姿などが大きく異なる生鮮食品、冷蔵・冷凍品など、広範なアイテム群にも対応する。両社では、人間のオペレーターに過度に依存している現在の物流現場における課題解決に向け、共同でチャレンジしていくという。
なお、アセントロボティクスは、ソニー・コンピュータエンタテインメントのPlayStationの生みの親(代表取締役社長・CEO)で知られる久夛良木健氏が代表取締役CEOを務める企業。世界規模で高まる流通、物流領域の更なる自動化に向けた、最先端のAI技術を活用する知能ロボットシステム開発に取り組んでいる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」