アドレスは1月25日、同社が運営する住まいのサブスクリプションサービス「ADDress(アドレス)」において、月額9800円から多拠点生活をライトに使える新料金プランを開始した。
ADDressは、全国に250カ所以上ある住まいから、仕事や旅行など目的に応じて場所を選び、多拠点生活ができる、月額定額制のサービス。初期費用や光熱費はすべて込みで、Wi-Fiや家具、家電なども備えている。
旧料金では、住まいの「予約可能日数」が14日分(利用して消化すれば追加予約可能)、「月の利用上限」は空いていれば制限なしというプランを、月額税込4万4000円で提供していた。
アドレスによると、旧料金では、月額料金で14日分もしくは31日分保有していた「同時予約チケット」は、滞在時に消化されると同時に回復し、予約次第では月に最大31日利用することも可能であったという。
新料金では「予約チケット制」を導入。予約可能日数分(1日につきチケット1枚利用)に応じて、予約チケットの枚数が2枚を9800円、5枚を1万9800円、10枚を3万9600円、15枚を5万4400円、30枚を9万9800円の月額税込料金で提供する。これにより、月額9800円からのライトな多拠点生活が可能となる。
新プランの予約チケットは使い切り型で、保有する予約チケット枚数以上の滞在はできない仕組み。ただし、使い切れなかった予約チケットは、翌月以降に繰り越されるので、多くの枚数を保有していれば、多拠点生活を長期間利用したいときに一気に適用することもできる。
繰り越し分の予約チケット」が適用できるのは、付与日から休会期間を含む6カ月以内。休会中は繰り越し分の予約チケットを使っての滞在はできないが、予約操作は可能だ。
なお、15枚の金額は7月31日までで、8月1日からは月額税込5万9400円に変更となる。
また、30枚プランのオプションとして、月額税込19万9600円60枚プランを用意した。これは、ADDressだけで1カ月丸々生活したい場合、初月に30枚プランを契約すると、初月中に30枚の予約を使い切ってしまい、翌月1日に新たにチケットが付与されるまで翌月の予約ができなくなってしまうのを防ぐためで、初月だけ60枚プランを契約することで、翌月分の予約も確保することができる。(翌月からは30枚プランへの切り替え可)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス