Appleが「iOS 16.3」を公開した。今回のアップデートにはいくつかの新機能、バグ修正、黒人歴史月間を記念した「iPhone」用の壁紙が含まれる。
以下では、iOS 16.3で導入された主な変更点を紹介する。
iOS 16.3は、2月3日に299ドルで発売予定の第2世代HomePodに対応している(日本では税込4万4800円)。Appleは先週、この新型HomePodを発表したばかりだ。
今回のアップデートでは、AppleのBlack Unityコレクションの一環として、iPhone用の新しい壁紙が追加された。黒人歴史月間を記念するこのコレクションは、「Apple Watch」用の特別仕様バンドである「Black Unityスポーツループ」、Apple Watch用のユニティモザイク文字盤、iPhone用の新しい壁紙の3つで構成される。
緊急SOSは衛星通信を使って緊急通報する機能で、2022年9月に開催されたAppleのイベントで発表された。iOS 16.3では、意図しない緊急通報を防ぐために、通話を開始する際の操作が、サイドボタンと音量ボタンを長押ししてから放す操作に変更された。
Apple IDの2要素認証で、サードパーティ製の物理的なセキュリティキーを利用できるようになった。
セキュリティキーは、自宅の鍵のようなものだ。パスワードを使うことも依然として可能だが、物理的なセキュリティキーによってセキュリティのレイヤーを増やせば、フィッシング詐欺やハッキングに対する保護はより強力になる。
Appleのセキュリティキー機能は、FIDOアライアンスの認証を受けたセキュリティキーでしか利用できない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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