京王電鉄、サラダの自動販売機「SALAD STAND」で実証実験--駅の価値向上へ

 京王電鉄は1月16日より、ReGACY Innovation Group、KOMPEITOと共同で、京王井の頭線渋谷駅(中央口改札外コンコース)で、自動販売機「SALAD STAND by OFFICE DE YASAI」の実証実験を開始する。

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 SALAD STANDは、採れたて・新鮮なうちにカットした産直野菜使用によるサラダやコールドプレスジュースなどを販売する自動販売機。これまでに都内オフィスビルの3カ所に設置されており、今回はじめて駅構内に設置する。

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 決済方法は、交通系ICカード、KOMPEITOが運営・展開する電子決済アプリ「YASAI PAY」、クレジットカード、各種QRコード決済に対応。現金での購入は非対応となる。

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 なお、ダイナミックプライシング機能を搭載しており、設置後の販売動向などのデータをもとに最適な価格を導き出し、適切な価格で販売することも検討していくという。

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 SALAD STANDに付帯設置するAIカメラを活用し、性別、年代、購入データ、SALAD STAND前の往来データといったマーケティングデータを収集する。

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 AIカメラで収集したデータについては、適正な商品ラインアップ・販売方法の構築、駅構内のテナント誘致などへの活用を目的としており、個人が特定できないよう統計データを取得するとしている。

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 同実証実験では、SALAD STANDの設置を通じて、駅構内での新たな商品の自動販売機ニーズを検証し、駅の価値向上と駅構内スペースの有効活用を図る。

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