産直通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは12月21日、2022年に食べチョクを通じて販売した約8000軒の生産者を対象とする「食べチョクアワード2022」の結果を発表した。
総合ランキングTOP10に加え、「野菜」「果物」「水産物」「畜産物」「米・穀類」「そのほか各種(加工品・花・調味料・お茶・お酒・はちみつ)」の6つのカテゴリー別ランキングTOP30を発表している。
また、2023年1月23日にオンライン授賞式を実施。受賞生産者のお得意さま(同じ生産者から複数回商品を購入し、レビューを投稿するなどの条件を満たした利用者)に認定されている利用者も招待するという。
総合TOP3では、1位に「薄羽養鶏場(畜産)」(栃木県)、2位に「安曇野ファミリー農産(果物)」(長野県)、3位に「ケンちゃんファーム(野菜)」(兵庫県)がそれぞれ受賞した。
薄羽養鶏場では、トウモロコシ、米、大豆しぼりかす、なたね、マリーゴールド、パプリカ、木酢精製液、ゼオライト、桑の葉、ヨモギ、北海道産のホタテの殻など20種類以上の素材を配合する飼料を使って飼育された鶏の卵を販売。卵だけでなく、プリンなど、スイーツなども販売している。
安曇野ファミリー農産では、20種類以上のりんご、梨、加工用ぶどう、べリー類、とうもろこしなどを信州・安曇野の地で栽培。特にクラブ(ライセンス)制のブランドりんご「ピンクレディ」を取り扱っているのも特徴。
ケンちゃんファームは、淡路島にて、農薬・化学肥料を通常より50%以上抑えた「ひょうご安心ブランド」に認証された玉ねぎを栽培。玉ねぎだけでなく、オニオンスープやフライドオニオンなどの加工品も販売する。
同社では、利用者から支持を受けている生産者がどんなこだわりを持ち工夫をしているのかを、他の生産者や利用者に伝えることで、生産者のファンを作る後押しをしたいと考えているという。
なお、生産規模の大小に関係なく、年間を通じて満足度が高く、支持を集めている生産者が選出されるように、購入者の評価の平均点など4つの指標を基準に受賞者を選出しているという。
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