Amazon.comは、スマートディスプレイ「Echo Show」シリーズで、主に“ろうあ者”のアクセシビリティ向上が目的の新機能「ジェスチャーによるタイマー停止」「入力したテキストの読み上げ」「キャプションの一括設定」を追加した。
「ジェスチャーによるタイマー停止」が利用可能なデバイスは、「Echo Show 8(2nd Gen)」「Echo Show 10(3rd Gen)」。設定した時間が経過してタイマーが鳴り始めたら、Echo Showのカメラに手のひらを向けると止められる。発話の不自由な人が、手が汚れているなどして画面を操作できないときに、簡単なジェスチャーでタイマーを止められて便利だろう。
「入力したテキストの読み上げ」は、発話の不自由な人がEcho Showを介してほかの人とコミュニケーションするときに活用できる。たとえば、画面操作で入力したおいたよく使うメッセージを、画面タップだけで発話させられる。
「キャプションの一括設定」は、「Call Captioning(通話に対する字幕追加)」「Closed Captioning(ビデオや音声のコンテンツに字幕追加)」「Alexa Captioning(Alexaの応答を字幕で表示)」という3つのキャプション機能を、まとめて有効にできる。これらの機能は、耳の不自由な人だけでなく、騒がしい場所で使う人にも役立つという。
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