新たに、iPad(第10世代)の専用オプションとして「Magic Keyboard Folio」が用意されている。価格は3万3800円(税込)。
取り外せるキーボードと、iPadを守るバックパネルの2つのパーツで構成される。どちらもマグネットでiPadに取りつけも簡単だ。バックパネルのパーツは、角度を調整できるスタンドになり、好みの角度で使える。
トラックパッドは指触りも心地よく、なめらかに操作できる。ブラウザのスクロールやスプレッドシートの操作も快適だ。トラックパッドで操作するときは「●」の形状のトラックポイントが現れるので、どこを操作しているかわかりやすい。
キーボードは、14のファンクションキーの列があり、キーストロークは1mm。薄いノートPCと同程度で、きちんと打鍵感があって十分に使える。
難点は、WiFi+Cellularモデル本体の重さは481gなのだが、Magic Keyboard Folioと組み合わせると1kgを超える重さになることだろうか。
組み合わせによってiPadをノートPCのように使える利便性は、iPadの活用シーンを広げてくれる。コンテンツを見るツールとしてだけでなく、エンターテインメントからビジネスシーンまでマルチに使えるiPadだからこそ、今日はApple PencilとiPadのみなど、今日はキーボード付き、などシーンに応じて使い分けていくとよさそうだ。
なお、新しいiPadは、環境に対する影響を最小限に抑えるよう設計されており、iPadで初めて複数のプリント基板のメッキに100%再生金を使用している。さらには、再生銅を使用する初めてのiPadでもあり、メインロジックボードのホイルに100%再生銅を使用。また、再生アルミニウム、再生スズ、再生希土類元素も使用しているという。
分かりやすく目に見えるところではないが、環境問題は世界的に取り組むべき大きな課題となっているいま、環境に配慮した製品であることはさまざまな選択を考える上で、ひとつのポイントになるだろう。
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