SpaceXは米国時間10月18日、飛行機内でWi-Fiを提供する衛星インターネットサービス「Starlink Aviation」を発表した。
「Starlink」は、SpaceXの最高経営責任者(CEO)Elon Musk氏が立ち上げたベンチャー事業で、上空を周回する民間衛星のネットワークを広げ、地球上のほぼすべての人にインターネット接続を販売できるようにすることを目指している。今回の新サービスは、Starlinkに接続するのに必要なハードウェアが15万ドル(約2250万円)、データ通信量無制限の月額利用料が1万2500~2万5000ドル(約190万~380万円)になる予定だという。
Starlink Aviation用のインターネット端末は2023年半ばに提供を開始する計画だという。ダウンロード速度は最大350Mbpsで、SpaceXはウェブサイトで「すべての乗客がストリーミング対応のインターネットに同時にアクセスできる」としている。
「乗客はビデオ通話、オンラインゲーム、仮想プライベートネットワークをはじめ、大量のデータ通信が必要な、これまで飛行中には不可能だったさまざまなアクティビティが可能になる」(SpaceX)
Starlinkは、世界中に高速Wi-Fiを提供できるよう設計された地球低軌道(LEO)衛星約2000基を使った通信サービスだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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