Newsweekが発表した「最も愛されている職場 2022年」ランキングで、Dellが首位に輝いた。
Newsweekが公表したこのリストは、中小企業や大企業を対象に、給与や福利厚生だけでなく、従業員の満足度や上司に対する感情なども評価の対象とした。
NewsweekはBest Practice Institute(BPI)と共同で、約450社の140万人以上の従業員を対象に調査を実施。コラボレーションやチームワーク、キャリアアップの機会、企業倫理の取り組みなどを基に、上位100社を選出した。
Dellの首位獲得に大きく貢献したのは、柔軟な働き方を認めている点だ。同社によると、90%以上の従業員がリモートワークを選択できる。また毎年29日間、世界中のどこからでも働ける。
さらに同社は、能力開発の仕組みが高く評価された。従業員は「Career Hub」によって自身の成長目標を管理でき、上司は部下が成長できるよう積極的にサポートしてくれるという。
Dellが優秀な人材を雇用し、維持できるのは、同社の柔軟性と従業員のスキル向上への取り組みがあるからだと、同社のバイスプレジデントDaniel Mott氏は説明した。管理職の大半は社内で抜擢しているほか、過去1年間に、社内で新たな役職に就いた従業員は3万5000人を超えるという。
また、従業員はDellのアカウンタビリティーについても、高く評価している。職場差別の疑惑を受けて、同社は10年間にわたる「包摂の醸成」に向けた取り組みを導入した。そして、女性や人種マイノリティーのために、より多くの機会を得られるようにすることを約束した。
そのほか上位100社にランクインしたハイテク企業には、Zebra Technologies(42位)、Strava(45位)、Palo Alto Networks(49位)、Cloudflare(55位)などがある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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