イーネットワークシステムズは10月11日、8~9月にかけて実施した「節電チャレンジ 2022 夏」の結果を発表。参加者は、2021年同月の電気使用量と比較し、約13%の節電を達成した。
節電チャレンジ 2022 夏は、電力の需給ひっ迫リスクへの対策として実施したディマンド・リスポンス(DR)プログラムで、消費者が電力使用量を制御することで電力需要パターンを変化させ、電力の需要と供給のバランスをとることを目的としている。
今回の節電チャレンジでは、7月31日まで契約者の参加を受け付け、8月1日から9月30日までの節電量に応じたポイント付与し、11月分の電気料金から割引を適用する。
節電チャレンジ実施の結果、参加対象者の11.3%にあたる1908人が節電チャレンジに参加し、参加者の53.3%が節電目標を達成。合計節電量は7万5798kWhとなった。また、参加者のうち、26.6%が50kWh以上の節電を達成。参加者の2021年同月の電気使用量と比較すると、約13%の節電量になるという。
イーネットワークシステムズは、政府による節電ポイント(節電プログラム促進事業)に関する報道を背景とした、契約者の節電に対する関心の高さとともに、前年同月比較という分かりやすい節電目標設定も要因となり、多くの契約者が参加したと分析。
参加者の昨年同月の電気使用量と比較し約13%の節電に加え、参加者の4人に1人が節電量の上限である50kWh以上の節電を達成するなど、節電への積極的な姿勢が伺えたとしている。
なお、イーネットワークシステムズでは、2022年冬も節電プログラムの実施を予定。今回と同様に「国の節電プログラム促進事業」に基づき、参加する契約者への特典進呈を予定している。
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