double jump.tokyoは9月27日、セガより「三国志大戦」のライセンス許諾を受け、三国志の世界観をテーマとしたブロックチェーンゲームを開発すると発表した。
ブロックチェーンゲーム開発では、日本発のゲームに特化したブロックチェーンプロジェクト「Oasys」を採用している。同プロジェクトの初期バリデータ(チェーン運用主体)は、バンダイナムコ研究所、セガ、Ubisoft、Netmarbleといった国内外大手ゲーム会社やWeb3企業など計21社で構成されており、合意形成アルゴリズムは環境面にも配慮したPoS(Proof of Stake)方式を採用する。
また、ゲームに最適化された独自のチェーン構造で、取引速度やユーザー負担の手数料といった現状のブロックチェーンゲームの課題を解決し、ユーザーにより快適なゲームプレイ体験を提供することを目指しているという。
開発するのは、三国志の世界観をテーマとしたブロックチェーンカードゲームとし、ゲーム内では、セガの「三国志大戦」のIPを使用したアートワークが楽しめる予定だという。
三国志大戦は、2005年3月に稼働した対戦型カードアクションゲーム。多数のイラストレーターによって描かれた武将のトレーディングカードを利用し、フラットリーダー(テーブル型の読み取り機)の上で操作して1対1のオンライン対戦が楽しめる。トレーディングカードゲーム・オンライン対戦ゲームブームの火付け役として、その後のゲーム市場に大きな影響を与えたゲームコンテンツとなる。
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