Einride、ドイツでも運転席なし自動運転EVトラックの試験を開始--CO2排出を92%減

 スウェーデンのEinrideは、電気自動車(EV)タイプ自動運転トラック「Einride Pod」の走行試験をドイツでも開始すると発表した。

ドイツで自動運転EVトラックを試験へ(出典:Einride)
ドイツで自動運転EVトラックを試験へ(出典:Einride)

 Einrideは、完全な自動運転に対応する、運転席のないEVトラックを以前から開発している。運転席を設けないため、大きさの割に積載量を増やせるという。ドライバーは乗車しないが、遠隔操作による制御が可能。すでに、スウェーデン米国では、公道での試験走行を実施している。

 また、Einrideはスウェーデンの大手家電メーカーElectroluxと提携し、Podで貨物を輸送する。運用コストはディーゼルエンジン車と同程度だが、二酸化炭素(CO2)の排出量を92%削減可能としている。

ドイツでの取り組みを紹介するビデオ(出典:Einride/YouTube)


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