復興庁は、PlayStation 5のゲームタイトル「FIFA23」を使用した復興大臣杯「e復興サッカー選手権」を開催すると発表した。
同選手権は、2022年9月30日に世界同時発売を予定するPlayStation 5のゲームタイトル「FIFA23」を使用した、11vs11形式(プロクラブモード)でのeスポーツ・サッカー大会。
参加費は無料。申し込み人数は、1チーム7人以上11人以下。エントリー期間は、9月22日〜10月11日。
10月15日にオフライン予選(東京会場:日本サッカー協会ビル1F サッカーミュージアム内ヴァーチャルスタジアム)、10月16日にオンライン予選を予定。
また、地元/被災地枠(福島県浜通り地域在住者対象、被災地枠:岩手県、宮城県、福島県在住者対象)予選を、11月3日にJヴィレッジで開催する。
本戦は、11月3日にJヴィレッジで開催。復興庁公式YouTubeチャンネルにて配信を予定している。
大会参加ゲストとして、元サッカー日本代表の坪井慶介氏、eスポーツキャスターの岸大河氏、サッカーゲーム解説者の羽染貴秀氏が参加。また、QuizKnock CEOの伊沢拓司氏が特別出演する。
さらに、eスポーツの大会だけでなくリアルのサッカー教室もJヴィレッジ天然芝コートで開催を予定。会場では、復興パネルの展示や復興動画の放映も行うほか、本戦参加者に福島県食材を活用した特別料理が振る舞われるという。
同選手権は、同庁が令和4年度に実施する「eスポーツを通じた東日本大震災からの被災地復興に関する国内向け情報発信事業」の一環として行われる。
同事業は、近年、若年層を中心に爆発的に人気が高まるeスポーツ大会(サッカー)をサッカー日本代表の聖地であり、復興の象徴的施設のひとつでもあるJヴィレッジで開催することを通じて、被災地域(特に被災三県(岩手県、宮城県、福島県))を盛り上げ、被災地が復興した姿、被災地の魅力および、被災地産食品の安心安全を内外にアピールすることが目的。これにより、被災地産品の需要増および、被災地への旅行者増を狙う。
また、同eスポーツ大会を11月に開催されるサッカーの世界大会直前期にあわせて実施することで、国内におけるサッカー熱の高まりとの相乗効果も期待しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス