Spotifyは8月22日、国内における広告営業部門とサービスの拡大を発表。営業チームに2名の執行役員本部長を加えるとともに、今後2年で広告営業チームの人員を現在の5倍に増強する。
Spotifyは、音楽やポッドキャスト、ビデオコンテンツを提供するデジタル配信サービス。2008年にスウェーデンでサービスを開始し、日本においては2016年にサービスを開始した。
同社では、デジタル音声広告においてアドテクノロジーを採用しており、広告主とリスナーをつなぐ音声広告のマーケットプレイス「Spotify Audience Network」や、プランニングから運営までを支援するポットキャスト広告テクノロジー「Streaming Ad Insertion」、特定の市場における音楽とポッドキャストの広告を購入できるセルフサービス型広告マネージャー「Spotify Ad Studio」などを導入してきた。
現在これらのツールは日本ではまだ導入されていないが、Spotifyでは2018年より音楽とポッドギャストの広告収益を3倍に拡大し、近い将来の広告収益は、100億ユーロを超えると予測している。
今回、日本国内における広告ビジネスの拡大にともない、執行役員営業本部長として、伊坂英雄氏と立石ジョー氏が入社。伊坂氏は、Facebook JapanにてFacebookとInstagramの広告営業チームを率いた経験を持ち、立石氏は、Twitterやナイキにて広告営業やデジタルビジネスを統括してきた。なお2人は、Spotifyのアジア太平洋地域広告営業責任者であるBrad Grealy氏の直属となる、
さらに、今後2年で広告営業チームの人員を、現在の約5倍に増強する予定。日本でも高まるデジタル広告の需要に対して、すでに海外で実装・展開している広告やポッドキャストのソリューションをローカライズし、広告主が成果を生み出せるよう支援していく考えだ。
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