スクエニ、次世代ホビー分野に進出--デジタル鑑賞や保有証明を盛り込んだ商品を展開

 スクウェア・エニックスは7月21日、デジタルとリアルが融合した次世代ホビー商品を発表した。

BRING ARTS(ブリングアーツ)
 

 キャラクターフィギュアシリーズ「BRING ARTS(ブリングアーツ)」および、トレーディングカードシリーズ「ART MUSEUM(アートミュージアム)」の最新作として、デジタル鑑賞やブロックチェーン上の保有証明などを盛り込んだ新機軸のホビー商品になるという。

BRING ARTS(ブリングアーツ)
 

 なお、今回発売する2商品は、ゲームソフト「ファイナルファンタジーVII」の25周年を記念したコレクターグッズ群となる。

 BRING ARTSの新作では、従来同様に物理キャラクターフィギュアの単体エディションアクションフィギュア「ファイナルファンタジーVII ブリングアーツ <クラウド・ストライフ >」に加え、スマートフォン・PCから360度楽しめるデジタル版フィギュアを付属する「ファイナルファンタジーVII ブリングアーツ <クラウド・ストライフ > デジタルプラスエディション」も販売する。

BRING ARTS(ブリングアーツ)
 

 また、著作権侵害品などから「お客様の商品の価値」を守るための取り組みとして、どちらのエディションにもブロックチェーン上の保有証明(デジタル正規品証明書)が付与される。

 造形は、オリジナルの「FINAL FANTASY VII」に基づき、特徴的な髪型や肩のアーマーやコスチュームなど、原点とも呼べる懐かしい姿を再現。精悍な顔立ちや、服のしわや質感など、ディテールにもこだわったという。

BRING ARTS(ブリングアーツ)
 

 付属品には、各種交換手や武器「バスターソード」が付き、手に持たせたり、背中に装着したりできる。

BRING ARTS(ブリングアーツ)
 

 デジタルプラスエディションは、「スクウェア・エニックス e-STORE」限定モデルとなっている。

 希望小売価格は、「ファイナルファンタジーVII ブリングアーツ <クラウド・ストライフ >」が1万3200円(税込)。「ファイナルファンタジーVII ブリングアーツ <クラウド・ストライフ > デジタルプラスエディション」が1万6500円(税込)。

 いずれも、2023年11月下旬に発売する。

ART MUSEUM(アートミュージアム)
 

 ART MUSEUMの新作では、従来同様の物理トレーディングカードコレクション「ファイナルファンタジーVII アニバーサリー アートミュージアム デジタルカードプラス」に専用コードを同梱する。同コードは、WEBサイト上で任意のデジタルカード1枚と交換でき、物理トレーディングカードと同様にコレクションの楽しみを味わえるものとなる。

ART MUSEUM(アートミュージアム)
 
ART MUSEUM(アートミュージアム)
 

 なお、トレーディングカードのデザインは、ノーマルカード99種、アナザーノーマルカード3種、プレミアムカード(ノーマルカード、アナザーカードのフォイル仕様)102種、シークレットカード3種の全207種。デジタルカードは、専用サイトにて閲覧のほか、交換にも対応する(Enjinウォレットアプリが必要)。

 発売は、2023年春を予定。1パック7枚入りで440円(税込)。

 同社によると、自社グッズをデジタル化し、メタバース・XRといったようなリアルとは別の世界で楽しんでもらうことで、デジタルならではの新たな価値、新たな楽しさ、新たな発見を生み出すデジタルグッズの可能性に挑戦していくとしている。

(C)1997, 2005, 2006, 2007, 2009, 2014, 2020, 2021 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA LOGO ILLUSTRATION:(C)1997 YOSHITAKA AMANO
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