日本郵政と日本郵便、JPデジタルの3社は7月14日、7月15日から「みらいの郵便局」の実現に向けた実証実験プロジェクトを実施すると発表した。
東京都千代田区の大手町郵便局を実証実験郵便局として選定し、デジタルとリアルの両面でさまざまな実証実験を実施する。リアルの郵便局ネットワークとデジタルを融合し、利用者の体験価値を徹底的に高めるという。
「“送る・受け取る”をスマートに」「“金融の手続き”をスマートに」「“相談”をもっと身近に」「“贈る・買う”をもっと楽しく」の4つの体験を軸に、ニーズに合った施策を順次実施する。
具体的には、日本郵便のウェブサイトで事前に郵便局の混雑状況や待ち組数を確認できる「デジタル発券機」、利用者自身で郵便物の差し出しや販売品(レターパック、物販商品など)を購入できる「セルフ差出&セルフレジ機」などを用意する。
さらに、郵便局社員が近くにいない場合でも、自身で郵便番号、料金、届け日数が調べられ、内国郵便約款やゆうパック約款などを閲覧できる「窓口ロビー用タブレット」を用意する。
木目調の素材や暖色の照明を用いて居心地を重視した「Lounge(待合スペース)」、リモート相談ブース(個人用)や相談ブースなどの「Life Counseling(相談ブース)」を順次展開していく。
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