環境循環型のセカンドホームサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム)」を提供するSanuは7月6日、シリーズAセカンドクローズで8.5億円の調達を実施したと発表した。
金融機関や不動産ディベロッパーからスポーツアパレルメーカーまで、事業連携を促進するVC、CVC各社を引受先とする第三者割当増資を実施。シリーズAラウンドでの調達総額は約19億円になるという。
なお、今回の調達で創業からの累計資金調達額は、不動産開発資金ならびに融資を加えて約50億円。
SANU 2nd Homeは、初期費用無料、月額利用料(税込)5.5万円で、「自然の中にある家と暮らし」を提供するサブスクリプションサービス。リアルとテクノロジーを融合し、ブランドの世界観を通じて新しいライフスタイルの提案を行っている。
同社は、独自の建築モデルとテクノロジーを活用し、着実かつスピード感をもって拠点開発を進めたという。サービス開始約7カ月目となった7月には初期目標である7拠点50棟が完成し、運用を開始している。
2021年4月のサービスリリース時点で、初期会員枠が即時完売。2021年11月のサービス開始を経て、今回の発表(7月5日)時点ではサブスク入会を待つウェイティング登録者数が3000人を突破しているという。
調達した資金は、2024年の首都圏周辺を中心とした20拠点200棟という運営体制を目指し、更なる事業拡大と採用強化への取り組みに活用する。その後は、全国や世界への拡大も予定するという。
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