米連邦通信委員会(FCC)は、移動中の車両に衛星インターネットサービス「Starlink」を通じてインターネットアクセスを提供するというSpaceXの計画を承認した。
SpaceXはすでに、Hawaiian AirlinesやJSXなどの航空会社と乗客に機内Wi-Fiサービスを提供する契約を交わしており、今回の承認はこれに続くものだ。クルーズ船を運行するRoyal Caribbeanも同様のサービスを求めている。
SpaceXは、5月に衛星インターネットサービス「Starlink for RVs」を発表したばかりだ。これは、RVやキャンピングカーなどの大型車両で頻繁に移動する人々にインターネット接続を提供するサービスだ。月額135ドル(約1万8000円)。ただし、車両の走行中には利用できない。
SpaceXの最高経営責任者(CEO)であるElon Musk氏は2021年、10万台のStarlink受信端末を出荷したとツイートした。Starlinkサービスは現在32カ国で提供されており、8月以降さらに増える見通しだ。2020年秋に提供が始まった同サービスは、地球の低軌道を周回する2000基以上の衛星で構成される衛星コンステレーションを利用している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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