東日本高速道路(NEXCO東日本)は6月2日、デジタル・フロンティアとアバターによる有人遠隔接客サービスの実証実験を開始すると発表した。
6月14日〜6月27日の期間、常磐自動車道(E6)守谷サービスエリア下り線、インフォメーションコーナーで実施し、対面で行っていた窓口業務を有人遠隔接客サービスへ置き換えるという。
デジタル・フロンティアがユニキャストと共同で開発したアバターによる有人遠隔接客サービス「KSIN(けしん)」を採用し、守谷サービスエリア下り線のインフォメーションコーナーに、アバターを表示するデジタルサイネージを設置する。
操作する人間(オペレーター)の表情をリアルタイムにアバターに反映、豊かな感情表現を実現できるため、エリアコンシェルジェは遠隔、非接触で対面のような自然な接客ができるという。
非接触のアバター越しで多様な顧客ニーズに応える新たな体験を提供し、利便性の向上を図る。また、エリアコンシェルジェの新たな働き方も検討する。
なお、同実験は、令和3年9月より募集していたアクセラレータープログラム「ドラぷらイノベーションラボ」において、採択された企業との取り組みとなる。
ドラぷらイノベーションラボは、同社のオープンイノベーションを一層促進し、新たな技術やサービスアイデアなどを持つ会社などと、ラボを通じて技術、ビジネスモデルを検証。次世代の高速道路サービスの実現や地域の活性化、社会課題を解決するような事業を創出するという。
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