Counterpoint Technology Market Researchは、世界の乗用車販売に関する調査結果を発表した。2030年には、販売される乗用車の5割強がバッテリー電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)のいずれかになると見込む。
2021年の時点で電気自動車(EV)の販売シェアは、BEVが6.7%、PHVが2.5%だった。2030年には、BEVが39.3%、PHVが14.0%へ拡大すると予想した。一方、エンジン車(ICE)の販売シェアは、2021年が90.7%で、2030年には45.7%まで低下する見通し。
水素を使って走るFCVは、2030年になってもニッチなままで、販売シェアは1.0%にとどまる。
地域別でみると、中国が世界のEV市場をけん引するという。これに、欧州と米国が続く。また、ベトナム、シンガポール、タイ、カナダでEV導入が急速に進むとみている。
2030年における、各地域のタイプ別販売シェア予測値は以下のとおり。
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