バンダイナムコホールディングスは5月30日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)へのパビリオン出展にあたり、構想概要を公表。バンダイナムコグループの自社IPである「機動戦士ガンダム」を軸として、「もうひとつの宇宙世紀」を舞台に、未来社会の課題解決に向けた壮大な実証実験を行う「ガンダムパビリオン(仮称)」を出展すると発表した。
バンダイナムコグループは、「Fun for All into the Future」をパーパスとして掲げ、 IPを軸に、世界中のIPファン、あらゆるパートナー、グループ社員、そして社会とつながる姿を目指しているという。
機動戦士ガンダムは、 1979年のTVアニメーション放送から40年以上にわたり映像作品や商品・サービスなどを通じてファンとつながり続けることで、 IPの価値を向上。また、機動戦士ガンダムを通じて社会問題を考えるサステナブルプロジェクト「GUNDAM UNIVERSAL CENTURY DEVELOPMENT ACTION (GUDA)」を立ち上げるなど、 IPからSP(社会的アイコン)への成長を目指し、さまざまな社会的課題への取り組みを行っている。
今回のガンダムパビリオン(仮称)における主な構想概要は「未来社会の課題解決に向けた実証実験」「人と人のつながりによる『共創』の実現」「『機動戦士ガンダム』が示す未来の可能性」「リアルとバーチャルが連動した未来体験」としている。
今後は大阪・関西万博の成功に向けて、ガンダムパビリオン(仮称)の具体化ならびに準備を進めていくとしている。
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