Amazonが、労働組合の結成に投票したニューヨーク市スタテン島の倉庫の従業員と管理者を最近解雇していたことが明らかになった。
Motherboardが報じたように、Tristan Dutchin氏は生産性目標の未達成を理由に解雇を言い渡されたという。Mat Cusick氏は、新型コロナウイルス感染症の患者を看病するため休暇をとった際、「職務放棄」を理由に解雇された。両氏は労働者団体Amazon Labor Union(ALU)の組成に携わっていた。スタテン島の倉庫では、4月の投票で労組結成が可決されており、両氏はAmazon側の報復が解雇の一因になったと考えている。
これとは別に、同じ倉庫の上級管理職6人が解雇されたと、The New York Timesが報じている。この解雇は、組合の勝利を受けて行われた社内レビューで、通常の従業員評価サイクルの外で行われたという。Amazonは、Dutchin氏とCusick氏の解雇と同様に、管理職の交代を認めたものの、彼らの仕事に基づく判断であり、何らかの運動を支持したことが理由ではないと述べている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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